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​学部長からの
メッセージ
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 2018年度にスタートした岡山大学教育学部「地域教育プログラム」は、質の高い教育の実現という観点から、学校と地域の活性化を持続的に進めていくことのできる教員の養成を行っています。
 児童・生徒や保護者にとってみれば、そもそも学校と地域は、互いに切り離された存在ではなく、多様で豊かな学びの営みを繰り広げていくひとつの空間を形づくっています。そのため、教員には、学校と地域が形づくる学びの空間への理解を深め、児童・生徒が、なにを、どのように学んでいるのか(又は学べていないのか)に注意しながら、より適切な指導・支援の手立てを考え、実践し、さらに改善していくことが求められます。別な言い方をすれば、児童・生徒一人一人に寄り添った指導・支援を実現するためには、学校だけでなく、地域における児童・生徒の姿に目を向ける必要があるということになります。
 「地域教育プログラム」で学ぶ学生は、県北地域をホームタウンとして、教員としての力量を身につけていきます。ホームタウンでは、それぞれの地域が抱える様々な課題にぶつかり、教育を通して解決しようとする中で、学校(教員)、家庭(保護者)及び地域(住民)と連携・協働することの本質的な意味がみえてくることでしょう。
 2022年3月には、「地域教育プログラム」で学んだ第一期生が卒業しました。全員が岡山県教員採用試験の地域枠を受験し、岡山県北地域の学校づくり・地域づくりに貢献する質の高い教育の実現に向けて力強く行動しています。こうした先輩に続き、「岡山県北地域の学校づくり・地域づくりを担いたい!」という意欲を備えていることが最も重要な入学資格です。一緒に学校づくり・地域づくりに向けた学びを楽しみましょう。
                   岡山大学教育学部長  西山 修

​岡山県北地域の教育長からメッセージ

鏡野町では、「日本のペスタロッチタウン・鏡野」として、ペスタロッチの教育理念「知・徳・体の調和のとれた発達こそ人を人間に育てる大事な要素」に基づいて教育を進めています。子どもたちが「夢をもって、ふるさとを愛する心を育みながら、自ら生き抜く力を拓く人材となる」よう、知・徳・体の調和と家庭・学校・地域が一体となって取り組んでいます。子どもたちの自己有用感の醸成を目指し、課題解決型の学習に向けた取組を進めて参りました。これからも地域の魅力と課題の解決を意識し、主体的に考え、そして失敗を繰返しながら納得して自分でやり切ることで成長に繋がることを期待しています。そしてふるさとに戻って町を守っていく人材が一人でも増えていく事を願っています。 本プログラムに参加の学生の皆さんには、鏡野町を始めこの県北の魅力を肌で感じながら子どもたちや地域と共に成長し、夢を叶えてホームタウンで活躍されることを期待しています。我々は全力で応援します。

鏡野町教育委員会教育長 武本吉正

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勝央町には、2小学校1中学があり、非認知能力の育成に取り組んでいる勝間田小学校、全国に一ヶ所しかない角土俵がある勝央北小学校、中国地区一の運動場のある勝央中学校があります。各学年100名程度の子どもの数で推移しており、「ほどよい田舎」として工業・農業の盛んな地域です。「県南は財を成し、県北は人を作る」と言われています。人を作る土壌が勝央町を含め県北の市町村にはあります。県北プログラム学生のみなさんには、地域とともにある学校として各ホームタウンで地域との絆を深め、自分の夢を達成してください。応援させていただきます。

勝央町教育委員会教育長 神田寿則

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新見市には、小学校13校、中学校5校があり、1400人あまりの児童生徒が学んでいます。また、令和9年度には、大佐地区に小中一貫校が開校します。

本市では、地域で子どもを育てる仕組みづくりとして、すべての小・中学校に導入しているコミュニティ・スクールのさらなる充実を図り、地域と協働した学校づくりを進めています。また、児童生徒が、ふるさとの未来と自分の夢を主体的に創造していくことができるよう、「ふるさとキャリア教育」を通して、新見市の地場産業や豊かな自然、歴史、文化等を題材とした探究的な学習に取り組んでいます。地域の魅力や課題について考え、提案・発信する活動を重ねる中で、その成果も少しずつ形となってきました。

本プログラムで学ぶ皆さん、そしてこれから教育の道を志そうとする皆さんには、ぜひ新見市の教育の魅力や可能性に触れていただきたいと願っています。皆さんの地域に根差した教育実習やインターンシップが実り多い学びとなるよう応援しています。

新見市教育委員会教育長  後藤 秀則

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西粟倉村は、小学校と中学校が1校ずつあります。Iターン率が全人口の2割と高く、特に保育園では約7割、小中学校では約5割がIターン家庭の子どもたちであり、多くの新しい住民の方々が村の教育を支えています。

教育では、自然を活かした体験型学習に力を入れています。ICT教育や英語教育にも力を注ぎ、子どもたちがさまざまな人々とつながり、世界と向き合うスキルを磨いています。また、一般社団法人Nestが教育コーディネーターとして学校内外の学びを積極的に支援し、子どもたち一人ひとりの「やってみたい!」という気持ちを実現する伴走を行っています。

教師は、子どもたちの成長に寄り添い、地域や社会の可能性を共に広げていくことができる素晴らしい仕事です。地域とともに子どもたちを育てていこうとされている皆さんの挑戦を、心から応援します。共に、県北の教育を創っていきましょう。

西粟倉村教育委員会教育長 河野雅彦

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「夢や希望をもち、心豊かにたくましく生きる新庄っ子の育成」を学校教育目標として、新庄村立新庄小中学校(新庄学園)は、小中一貫教育校として開校8年目を迎えました。

新庄小中学校では6-3制と4-3-2制を融合させながら、9年間を見通した教育活動を推進しています。中学校教員による小学校への乗り入れ授業や1年生から9年生までの縦割り班による活動など、異年齢交流を生かした特色のある教育実践を行っています。また、保護者や地域の皆様のご協力をいただきながら、全学年で「ふるさと新庄学」に取り組んでいます。新庄村の自然・歴史・文化・産業について学び、地域を知り、探究し、地域に貢献する活動を通して、未来の新庄村を担う人材の育成を目指しています。

豊かな自然と人の温かさにあふれる新庄村で、子どもたちや地域の皆さんと関わりながら、これからの岡山県北の教育を担う教員としての第一歩を踏み出してみませんか。

​新庄村教育委員会教育長 新家 道正

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津山市には小学校27校、中学校8校があり、県北地域最大の都市として「ふるさと津山を誇り 人とつながり 志高く未来を切り拓く」を基本理念として教育に取り組んでいます。
現在、教育を取り巻く状況は複雑・多様化していますが、小学校における学年担任制(複数担任制)の全校導入、特別支援推進センターや通級指導教室の設置、さらに今年度より長欠・不登校生徒の学び直しを目的に中学校に「学びの多様化の学級」を設置するなど、特徴的な取組を推進しています。津山市の教職員は児童生徒一人ひとりを支えるために学び合う風土があり、津山市立小中学校に教職員として勤務することで視野を広げることができます。津山市をホームタウンに選んだ皆さんが活躍してくれることを楽しみにしています。

津山市教育委員会教育長 北山 浩二

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こどもの笑顔がつなぐ、マチの未来。

美咲町の合言葉は、「こどもの笑顔はみんなの幸せ」。今の美咲町には、こどもたちの未来、そして自分たちの住む地域の未来を、自分たちの手で築こうとする温かいエネルギーがあふれています。

全国から注目されている2つの義務教育学校(旭学園・柵原学園)をはじめ、すべての学校で、地域で輝く大人たちの熱い思いに触れ、郷土愛を育む「探究学習」を行っています。

学校がただ勉強する場所ではなく、地域活性化の真ん中にある場所へ。地域と学校が手を取り合う美咲町だからこそできる、新しい子育てと教育のカタチが、ここにあります。

美咲町教育委員会教育長 藤原敬三

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○豊かな自然と多様な学びのフィールド、美作市へようこそ
美作市は、豊かな自然に囲まれた「スポーツといで湯のまち」です。市内には、極小規模校から標準規模校まで13の小中学校があり、それぞれの地域特性を活かした教育を展開しています。さらに来春には、14校目となる学びの多様化学校「樸(あらき)学園」が新たに仲間入りする予定です。
○地域すべてが、学びの教科書
皆さんには、ホームタウンを中心に、美作市の次のような豊かなリソースを通して見聞を広めていただきたいと考えています。
・自然     豊かな緑と清流が育む、四季折々の美しい環境
・人と文化   地域に深く根ざした伝統と、温かい住民とのつながり
・産業     地域を支え、未来へとつなぐ地場産業の営み
○言葉を超えた「地域のよさ」を肌で感じる1年に
美作市の本当の魅力は、一言では言い表しきれないものがあります。1年を通じて五感で感じ取ることのできる心地よい空気感。人と人、地域と学校とのストレスを感じさせない絶妙な距離感
実際にこの地に身を置くことで、きっと多くの多様な魅力が見つかるはずです。これまで道を切り拓いてきた先輩たちに続き、皆さんがこの美作市の地でしっかりと後に続いてくれることを、心から期待し、応援しています。

​美作市教育委員会教育長 福田昌弘

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先輩からのメッセージ

地域教育プログラムで一緒の学び、県北の教育を豊かに変えましょう。

もしかしたら、岡山県北地域でないところに就職しようと思っている人がいるかもしれませんが、その人は他のコースがおすすめです。

​この地域教育プログラムに入るということは、岡山県北地域の教員になるために学び、教員採用試験を受け、岡山県北地域で教員となり、地域教育を担うということとイコールです。途中で迷うことがあるかもしれませんが、私たちが活躍するフィールドは決まっています。岡山県北地域で素敵な教育をしたい!そんな想いのある人たちと一緒に学びたいと考えています。​

ぜひ、岡山県北地域に根差し、未来を一緒に創造していきましょう。​

​卒業生・在学生一同

ここからは、私たちがどんなことをしてきたのか、どんなことをしようとしているのかを紹介します。

【高校生活で取り組んだこと】

 高校時代は、学校の中だけでなく、地域の中でも多様な人と関わってきました。高齢者施設やプレーパークでのボランティアを定期的に行い、子どもたちや保護者、地域の方々とふれあう中で、人とのつながりの温かさを実感しました。
また、部活動では、地域おこし協力隊の方と協力し、地元の人口減少を抑えるため魅力あるまちづくりを目指してドキュメンタリー番組を制作しました。仲間と一つの目標に向かって取り組んだ経験は、大きな自信となり、受験期を乗り越える力にもなりました。こうした経験の一つひとつが、今の「地域と学校の架け橋となる教員になりたい」という思いにつながっています。 

佐藤 真奈

 

【目指す教員像】

 私は、地域と共に、子どもと共に成長できる教師を目指しています。これからホームタウンでの実習を通して、地域の文化や人々の暮らしに触れながら、教育の現場を体験できることに大きな期待を抱いています。子どもたちの問いに寄り添い、地域の特色を生かした学びをつくることで、教育をより深く、面白くしていきたいと考えています。地域と学校をつなぐ存在として、共に育ち合う教育を実践できる教師になりたいです。 

樋口 真桜

 

【目指す教員像】

 私は、岡山県北部で、子どもたちの心身共に支えられる養護教諭を目指しています。
 話しかけやすく、安心感のある対応を大切にしながら、確かな知識と判断力、柔軟性を身につけ、信頼される存在になりたいと考えています。また、私は趣味が多く、いろいろなことに興味をもって取り組んでいます。そのような自分の幅広い関心を活かして、子どもたちと共通点を見つけたり、ちょっとした会話のきっかけにしたりすることで、自然な関わりの中で信頼関係を築いていきたいです。子どもたちが安心して過ごせる環境づくりに貢献できる養護教諭を目指しています。 

二嶋 夏萌

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〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1

​岡山大学教育学部 岡山県北地域教育プログラム

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