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執筆者の写真岡山大学教育学部 地域教育専修

とある一日(ゼミ活動)

5/18に行われた「新庄村森林セラピー基地 15周年記念植樹&交流会」に参加しました。

伐採が進み、放置林が増えている県北地域。そんな山を守るために植樹活動を行いました。今まで、自然は大切であるということは知っていましたが、特に気にかける機会はありませんでした。しかし、植樹活動を通して、植えた木が地球に住む生命体や環境全てに影響を与えると思うと自然の壮大さを実感し、大切にしなければいけないなと改めて考え直しました。植えた木が10年後、20年後と今後何十年も育っていくと考えると成長が楽しみです。


植樹活動後鳥羽公園付近を散策しながら、山道に生えているタキミズナやイタドリを食べました。タキミズナはクセがなく食べやすかったです。イタドリは、茎の部分を食べるのですが、酸味があり、水分豊富でシャキシャキと歯応えが良かったです。他にも、植物の言い伝えを聞いたり、その土地の歴史となっている物を見たりしながら、充実した時間を過ごすことができました。


昼食は新庄村を大切に思っている方々が山菜の天ぷらやシシ肉のカツ、おにぎりといった美味しいお料理を振る舞ってくださいました。食べたことのない山菜がほとんどで、どれも美味しくいただきました。名前が書いてあるお皿に盛り付けられていたので、写真を撮ってどれがどの天ぷらなのか写真と照らし合わせながら食べました。1日を通して、澄んだ空気を吸い、美味しいものをたくさん食べ、忙しい生活から少し離れて心身ともにリラックスすることができました。


今回、針葉樹と広葉樹の違いや大切さを実際に触れることで教科書を超えた学びを体験することができました。自然の大切さや壮大さを改めて実感する中で、この森を自分たちが守っていなかくてはならないという思いも大きくなりました。近年問題となっている熊の出没や絶滅危惧種の増加の背景には、私たち人間の行動が大きく関わっています。自然との関わりの中で環境問題とどう向き合うかを考える貴重な機会となりました。自然を守るために今私ができることは何か、普段から頭に置きながら生活していこうと思いました。また、将来教員になった際には、実際にこのように自然を体験する活動を通して、自然への愛着心を大切にしながら、子ども達と一緒に環境について考えていきます。






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